シンデレラ

お久しぶりです、こんにちは。
ここんところちょいと忙しくなりまして、日記の更新が滞ってしまいました。
まぁ、ボチボチ現場復帰しだしたんで忙しくなって来たんですがw


前回の日記から2週間近くが経ってしまいましたが、その間に娘。たちのミュージカルが開幕したわけで。
8/6から始まった今回のミュージカル、昨日までに3回鑑賞してきました。今回はその時の感想でも。
物語の本筋について話すことは無いと思いますが、演出等については触れることがありますので、
一応ネタバレを含むとしておきます。




・本格的なミュージカルに仕上がっている
 今回の舞台は本格的なミュージカルになってますね。
特にキャストにタカラジェンヌを多く迎えていますので、それっぽい演出が多くなっています。
劇中はタカラジェンヌのみのダンスシーンもあって、宝塚を見たことの無いおいらにとってはまさに圧巻でしたね。
素人目線になりますが、やっぱりすげぇや、って思いましたw
タカラジェンヌは本当に姿勢がよくて…踊っていても背筋がまっすぐに伸びているんですよね。
頭の上にリンゴとか乗せたまま踊っても落とさないんじゃないか?って思いました。
(多分そういう練習もしてるんだと思いますが、なにぶん知らないもんでw)


 宝塚的な演出以外にも、ミュージカルとしての完成度は高いと思いますね。
娘。たちの演技力も前回と比べれば格段にアップしてますし、成長が見られます。


ただ、個人的な感想を言えば、ストーリーとしては前回のリボンの方がよかったかな?って印象もあります。
シンデレラの場合は物語を知っているので先が読めてしまうと言うのもありますし、何と言うか…見ていて
ワクワクするような、と言うお話ではない(きれいなお話ですからね)ので。


もちろん、ストーリーそのものが全く別物なので両者を比べること自体ナンセンスなんですが、個人的には
リボンの方が物語的には好きですね。


・アドリブが面白い
 前回のミュージカルはアドリブがほとんど無かったんですが、今回は所々にアドリブが入っていて面白いです。
リボンの時は脚本家がアドリブを嫌う人だと聞いたことがありますが、その通り台本に忠実にやってたんですが、
今回は結構やりたい放題なところがあって、そういった意味では何度見ても飽きない作りになってると思います。
アドリブをやりすぎて舞台演出が崩れるのはよろしくはないんですが、「生の舞台を見てる」と言う気持ちを
持つことが出来るアドリブは楽しいですよね。
コンサートでもそうですが、毎回同じ内容では飽きる可能性もありますから、「見るものを飽きさせない」と言う
演出が心地よいです。


・最後のライブは普通のライブ
 今回のミュージカルも最後は「フィナーレ」として娘。たちが歌を歌ってくれます。
前回は娘。の曲をミュージカル風にアレンジしたものだったんですが、今回は普通にライブになってます。
しかしこれが正直「どうしたらいいの?」と言う疑問を生む状態になっているとも言えますね。


 普段のコンサートではメンバーへのコールも手拍子もたくさん出るんですが、今回は正直やりづらい感じ。
娘。ファンとしてはいつもどおりやりたいんですが、宝塚のファンの人もいるんでみんな遠慮しちゃってるんですよね。
しかし、主催者から「コール禁止」とは言われていないし、メンバーも結構煽ったりするところがあるんで、
自分としてはコールしてもいいと思ってます。*1
もちろん、着席での鑑賞となるんで、執拗にボードやうちわを掲げるのはまずいですが。


 娘。のライブの後は宝塚の方々の歌のステージもあります。これは見ごたえがありますよ!



…っとまぁミュージカルについて一通りお話したところで、ここからはあいかファン目線での感想を。


・配役としては結構微妙かも?
 愛佳ちゃんの役どころは「妖精」。それ以外にも「街娘」や「淑女」として随所に登場します。
ただ、いずれも端役なんで、贔屓目で見ると寂しさを感じると言うのが正直な気持ちですね。
彼女の「演技力」はどうなのかな?と思っていましたが、今回の役どころではその評価は出来ないですね。
休憩などを除き2時間半近い舞台の中で彼女のセリフは全部で3行ほど。
8期を除くほかのメンバーは結構セリフも歌も多いので、「推しが目立って欲しい」と言う視点で見ると
寂しい気持ちは隠せませんね。
まぁ、この辺は経験の違いもあるんで、まだまだと言ったところなんですけどね。

・しかしながら頑張ってる彼女もいる
 しかしながら、目立たない役どころながらも愛佳ちゃんはしっかりやってますよ。
セリフは無くても舞台上では持ち前の笑顔満開で、見ていて本当に愛らしくなってきます。
もうね…あいかファンとしては、あの笑顔を見ているだけで何にも言うことないっすよw
彼女自身が本当に楽しんでやってるんだな〜ってのが伝わってくるんで、それだけで十分です。
「推しメンがおいしくないからつまらん!」とか少しでも思ったのがバカだった、と思わせてくれるくらい、
彼女の笑顔は本当に素晴らしいです。


 彼女をよ〜く見ていると、セリフとしては少ないものの、随所に「台本に無い声」を発していますね。
他の人にいたずらされて泣いたり、笑ったりしている時も、ちょこちょこ声を発していたりw
そういう細かい部分がいい意味で「うるさい」って言うくらい、細かいところで色々とやってくれてますよw
みんな推しメンを見るのに手一杯だと思いますが、たまには愛佳ちゃんのそんな「うざったい」くらいの
かわいらしさを見ていただけると嬉しいですね。



ミュージカルの感想としてはこう言った感じでしょうかね。
かなりサクッと書きましたが、愛佳ちゃんが本当に楽しんでやっているんだな〜ってのが伝わってくるので、満足です。
この経験でたくさんのことを学んで、今後の成長に活かしてもらえたらいいと思います。

*1:特に「あの曲」には「あのコール」は欠かせないですしw